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これがツーアクションのケーブルストリッパーです。切り口が非常に綺麗です。



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このセットには電線は付いていません。

パイロットランプ

単なるランプだと考えれば、異時点灯の仕組みを除いて普通に理解できると思います。

単なるランプです!

異時点灯

パイロットランプを異時点灯させる接続

スイッチを切っているときはパイロットランプが点灯します。スイッチを入れているときはパイロットランプが消灯します。それが異時点灯です。

パイロットランプ異時点灯回路つまり、スイッチの対象となる電気器具に電気を流して作動しているときはパイロットランプが消えると言うことなので、蛍スイッチと同じと言うことが言えます。蛍スイッチの中には、同じように回路が組み込まれているのです。
さて、どうのような回路を組むかというと、それは並列回路です。左の図のようにパイロットランプとスイッチを並列に接続します。

 

 

 

パイロットランプパイロットランプ

 

 

 

 

 

今回は赤く光るパイロットランプを用意しました。分かりやすいようにパイロットランプは緑色の筐体、スイッチは赤色の筐体のモノです。

パイロットランプパイロットランプ

 

 

 

 

 

① 分かりやすいように電気の流れと同じに電線を接続してゆきます

パイロットランプ② 写真で見ても分かるとおり、並列接続で回路が完成です。

 

 

 

 

 

パイロットランプ③ 電源を入れると、パイロットランプが点灯しました。

右下に見えているのは電球です。
ちなみにパルックボール(Panasonic)です。

 

 

 

 

パイロットランプパイロットランプ

 

 

 

 

 

④ それではスイッチを操作してみます。
   するとランプが点灯し、パイロットランプが消灯しました。

電球が明るすぎてパイロットランプが見づらいかもしれませんが、良く見ると消えているのが分かると思います。


パイロットランプの仕組み

パイロットランプパイロットランプは分解してみると分かりますが、麦電球と抵抗器が入っています。

この抵抗器がパイロットランプを異時点灯させる事が出来る仕掛けなのです!

なぜに、電球とパイロットランプが同時点灯しないのかというと、パイロットランプの中の抵抗がとても大きいからです。『だから、何でだ!』今から説明します。

スイッチを取り外してしまうと、電球とパイロットランプの直列回路になります。
直列回路では接続した抵抗には分圧が起こります。
パイロットランプの抵抗が大きいので、電球には電圧がほとんど掛からずにフィラメントを光らせることが出来ないと言うわけです。

100Wの電球があったとします。

P=VIより、100(W)=100(V)Iとなり、電流は1Aとなります。

R=V/Iより、R=100(V)/1(A)となり、抵抗は100Ωと計算できます。

フィラメントの温度が2000~3000度になりますので温度係数を10%位(減少係数と同じと考えていただいて結構です)とすると、100Ω×0.1=10Ωとなります。いっぽう、パイロットランプ内部には1000Ωの抵抗器が付いていたとしましょう。

 

つまり、このような回路。計算してみましょう。

パイロットランプ異時点灯の仕組み細かいことはさておき、電圧は分圧されます。
電流は約0.1A流れ、電球には約1V、パイロットランプには約100Vの電圧が掛かります。

素人が考えても、100V/100Wの電球が1Vでは光らないと言うことが何となく分かると思います。

これが異時点灯の仕組みです!

これらの知識は一応、電気工事士試験に合格した者は持ち得ていると考えられます。
しかし、実際はどうでしょうか?みなさん、この説明を見なくても分かっていましたか?


同時点灯

パイロットランプを同時点灯させる接続

ランプが光ればパイロットランプも光る。ランプが消えるとパイロットランプも消える。これが同時点灯です。機械設備のパイロットランプはほぼこの方式で設置されています。

パイロットランプ同時点灯回路回路はこのようになります。
電球と並列に接続するという表現がありますが、それは語弊がある表現です。
特にそのように考えなくても、スイッチの出口から二つの電球に繋がっていると考えればよいだけの話しです。それぞれの電球は、その後電源接地側にそれぞれ接続されています。

 

 

 

パイロットランプ同時点灯回路① 非接地側電線が下部スイッチ右側に
   接続され、出口からスイッチと
   電球へ接続されています。

 

 

 

 

パイロットランプ同時点灯回路② 電源を入れます。
   電球もパイロットランプも点灯しません。

パイロットランプ同時点灯回路 ③ スイッチを操作してみます。電球が点灯しました。

パイロットランプ同時点灯回路パイロットランプが分かりづらいので、手で覆ってみると確かに光っています。

 

 

 

 


常時点灯

パイロットランプを常時点灯させておく接続

パイロットランプを常に光らせておく回路です。
私は意味のない使用方法であると考えています。器具の動作状態を見るのであれば同時点灯か異時点灯で事足りるはずです。もしもあなたが暗闇の中でスイッチを探すのであれば異時点灯がよいでしょう。明かりがついているときは消えていても問題がないからです。パイロットランプの常時点灯回路

 

 

 

 

パイロットランプの常時点灯回路① 上部パイロットランプに電圧線と接地側電線を接続します。
   スイッチへは渡り線で電圧線を接続し、出口から電球へと供給します。

パイロットランプの常時点灯回路② 電源を入れると、パイロットランプだけが点灯します。

パイロットランプの常時点灯回路パイロットランプの常時点灯回路

③ スイッチを操作すると、電球は点灯し、パイロットランプは消灯します。
ごめんなさい。今まで、異時点灯の説明文を記載していました。たぶんですね、上記右の写真はランプがついていると思いますが、ランプが明るすぎて、パイロットランプの点灯が見えていません。この回路なら、常灯しているはずです。

蛍スイッチ

パイロットランプなんか使用するのは工業用設備くらいなもので、一般家庭ではパイロットランプ組み込み型のスイッチを使用します。
仕組みを覚えておく事は大切ですし、どのような回路を施工する事になるか分かりませんのでしっかりと学習しておく事は大切です。

で、「蛍スイッチ」これは商品名ですが、現場ではだいたいこんな名前で呼ばれているはずです。
ご自宅の異時点灯式のスイッチもこれです。これは普通に配線すると勝手に異時点灯方式になります。ホームセンターなどにありますので手にとって色々見てみてください。電材売り場を見て回ると色々な材料があり、使い方や施工場所が分からない物までたくさん有ります。現場に出るとこれらを使うことになるのですが、参考書などで学んだ知識ではまったく足りない事が分かると思います。仕事に就いたら学んでくださいね。

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なお、御質問はサポートガイドのページからメールフォームにて行ってください。


異時点灯はなんとか理解するしか有りません。

パイロットランプの回路について理解でたでしうか?1番難しのは異時点灯ですが、仕組みが分れば不思議なこではあません技能試験では異時点灯同時点灯が出題される確率が高いです。しかし、パロットランプは以外と値段が高いで、材料として採用される確率は低いのも事実です。最近は蛍スイッチに切り替わってきています。