部材並べ

ここで部材を机の上に配置してしまいます。更に間違いを減らす為に万全の体勢を取りましょう。この部材並べは次の行程での間違いを無くします。こういった重要な試験対策を記載していないサイトや参考書が多いですが非常に残念です。当サイトをご覧の方々は幸いですので、しっかりと合格に必要なテクニックを身につけてください。

部材並べこのように並べてしまいます。
スペースの問題もあるので、自分が分かるように配置すれば問題ありません。

これでかなりイメージがつかめたと思います。
この状態で、次の外装被膜剥ぎに取りかかれば、剥ぎ取り長の間違いはまず起こりません。
右手にケーブルストリッパー、左手にケーブルを持って『これどこのカーブルだったかな？』なんて事はなくなります。
このような事前の対策を行うことによって、楽に技能試験を行ってゆくことが出来ます。

部材を並べると、ぐっと完成予想が浮かびやすいので、作業効率が上がります。

何故ベテランの作業が早いのかというと、こういった事が頭の中に浮かんでいるからです。それは経験で身に着けることが出来ますので、試験を受けている見習いの身分では、カッコつけずに実際にテーブルの上に並べてしまいましょう。

このページは小さなページですが、重要なページです。

全てに言えることですが『段取り８割、作業は２割』です。
素早く正確な仕事を行うには、段取りというタスクを以下に効率良く行うかに掛かっています。

試験ほど段取り通りに進むモノはありません。アクシデントは自分が起こす以外は起こりません。クライアントからの設計変更もありませんし、部材の未達も部下や仲間の失敗もありません。

これらのことが如何に大事なことを言っているか理解できたあなたは、このページがどれほど意味のあるモノであるか、分かっていただけると信じております。

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