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VVFケーブルやIV線の切断に説明はいらないと思うのですが、みなさんの安心のために少し説明をさせていただきます。支給された時点で切断されていれば使いやすいのですが、それでは配線図から読みとる能力の可否を判断できませんので、それは未来永劫実現されないことでしょう。
さて、昔は試験開始の号令と共に『パチンッ!パチンッ!』と威勢の良い音が聞こえたモノですが最近はどうなのでしょう。昔は資格なしの経験者、実力者?が多数試験に参加しておりまして、単線図を見るや否やペンチを右手にケーブルを切っていく様が、周りの受験者に言いしれぬ焦りを感じさせていました。
しかし、その音が突如として止み『あれ?』と小声で聞こえてくると、何とも言えない安堵感が出てくるのは人が悪いからでしょうか。
当たり前のことだと思って軽んじる人が多いです。
リングスリーブ結線、コネクタ結線、ランプレセプタクル接続、埋込スイッチ接続、埋込コンセント接続等々全てに影響があります。
特にリングスリーブ結線・コネクタ結線・ランプレセプタクル接続では、電線の長さがそろっていないとそこで一手間発生です。
そのようなことが少なくなるように、ケーブルはまっすぐに切りましょう。
握力が弱い方は斜めになりがちです。小さめのペンチだとなおさら力がかかりません。持っているペンチの刃をヤスリで研ぐか、切断が綺麗な良い物を購入するかしてください。多少お金がかかっても、不合格になるより良いと思いますし、良いペンチは一生ものです。仕事で使わなくても生活の中でも使えますので、あまりケチらないようにしましょう。
ペンチの奥で切りましょう。
切り損じは2度手間ですし、ケーブルはおかしな曲がりが出来ると剥ぎ取り時に抵抗となります。
奥に当てて確実に切断します。
切れるモノなら何で切っても良いのですが、写真にあるようなストリッパー付きのペンチは避けたいモノです。
確実に切断した手応えはあるのに切断し切れていない事態に陥ることがあります。時間がなく急いでいるときには、失敗が失敗を呼びますので注意してください。
とにかく、しっかりとペンチの奥で瞬断するように心がけましょう。それがそのペンチの持つ切断能力です。まずは道具を正しく使えるようにならなければよい仕事は出来ません。
別のページでも書いていますが、一般的な成人男性であれば、ホームセンターで売っている安いペンチで十分です。
300円位から売ってます。ただし、刃の長さに注意してください。
VVFケーブル2.0-3心だと、1.3~1.4cmくらいの幅がありますので、1.5cmくらいの刃の長さが無いと作業にミスが出る可能性があります。
まぁ、VVFケーブル2.0-3心を使用する回路が問題となることは少ないのですが、全くないとは言い切れません。
ですから、試験用に購入するのであれば、刃の長さを確認しましょう。
あと、初学者で工具に疎い方は色々疑問に思うことが多いと思います。
たとえば、「偏心」ってなんだ?どんな特徴が有るのか?そんな質問がありました。
商品パッケージの裏に説明があると思うのですが、簡単に言うと支点を刃に近い方にズラしてあるので、同じ大きさのペンチと比較するとてこの原理が大きく働き、同じ力でより大きな切断力や圧力を発生させるというものです。
この偏心ペンチは大変優れた商品なのですが、2014年現在、JIS規格には適合していません。ただし、試験や実務で使用してもまったく問題はありません。安心して購入してください。
また、こんな質問もいただきました。
「絶縁じゃ無いとダメなんですか?」
いえいえ、決してそんなことはありません。特に試験では絶縁ペンチを使用しなければならないということは指示されていません。
第一、絶縁のペンチは高価ですよ。皆さん勘違いしていることの一つに、グリップ部分にプラスチックやエラストマー素材で被膜してあると絶縁されていると思っていませんか?これ、まったく保証されていません。注意書きにも書いてあるはずです。
100Vや200V程度であれば、ほぼ大丈夫ですが、「ほぼ」としか言えません。だって、絶縁破壊テストされていないんだもの。
絶縁ペンチというのはちゃんとしたものならば数千円はします。
で、ペンチは古いものでグリップが金属剥き出しでもまったく問題なく使用出来ますので、ご家庭にあるペンチだろうが何だろうが安心して試験会場に持ち込んでください。
ケーブルカットの方法は正しく理解出来たと思います。
さて、技能試験は40分という、初学者には短いのか長いのか分からないと思います。
公表問題の可かでも難しい問題が出題された際には、試験慣れ?している方でも、少し焦ってしまう時間です。
つまり、40分有れば公表問題のどれでも完成させられる時間設定ですから、簡単な問題が出題された際には時間が余ります。
課題によって時間設定を変えるようなことはしないので、出題によっては運不運と言えるでしょう。
そういった時間制限の中で、効率よく作業を進めるには作業単位でまとめて処理するということが重要になります。
ケーブルカットについては、ケーブルの外装・被覆剥きと同じく、まとめて処理した方が良い作業となっています。
そのため、間違いが起こらないように猫電では回路図にケーブルカット長をまとめて書いておくように推奨しています。
頭で考えてもできるのですが、試験という特殊な環境下ではうっかりが発生します。
そういったミスを削減する意味で技能試験対策は一連の流れ作業をキチンと把握していただくことが合格への近道です。
無論、このページにかかれている当たり前の事を軽視すれば、様々な修正作業が必要になることもありますので、キチンと実践してください。
前行で「様々な修正作業」と書きましたが、その「様々」を予測出来ないうちは、まだまだ合格ラインに達していないということです。
たんに公表問題を作るのではなく、一つ一つの作業を良く考えて行うようにしましょう。