フィックスチュアスタッド補足説明

左の図を見て分かるとおり、フィクスチュアスタッドはアウトレットボックス底面部に取り付けて、フィクスチュアヒッキーを固定する物です。
フィクスチュアヒッキーは照明器具用のパイプを固定します。この部分はパイプでなくても、照明器具自体の取り付け部分がそのように対応しているものもありますので、状況に応じて対応します。

いずれにせよ天井が丈夫でないと照明器具の重量には耐えられませんので、天井を補強する必要があります。

またこのような取り付け方が無理な天井（補強も出来ない天井）の場合は、天井裏の横木や鉄骨から吊りボルトを用いてフィックスチュアスタッドを取り付けたりします。

その辺は臨機応変に工事することになります。要は、安全で見た目のよい電気器具の取り付けになればよいわけです。

意外と質問が多いフィックスチュアスタッド

フィックスチュアスタッドは名前は出てくるのに、このページで説明している程度のことが記載されていないので疑問に思って調べる方が多いようです。質問もたくさんいただきました。
こういった資材関係は時代と共に変化するので、電気工事士として仕事をしていても不勉強だったり、現場が偏ったりしていると分からなくなります。電気工事士の仕事は激務ですので家に帰れば仕事のことなんか考えたくもないでしょうが、資格を取った後も勉強し続けなければたいして変わることのない毎日を送ることになります。

電気工事士の有資格者は毎年数万人規模で増えていっています。そのうち電気工事士の仕事に就けるのは1～2割程度でしょう。
第1種電気工事士も取得し、よりレベルの高い仕事をするには、資格の勉強も大切ですが現場の知識も必要です。

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