スターデルタ始動器の説明
出力が5kWを超え15kW以下のかご形誘導電動機を始動するために使用されます。スイッチは一般的に停止-始動-運転の3つがあり、レバー等で切り替えます。スターデルタとは結線回路がそのように見ることができることから名づけられました。別名Y-△とも言います。スター結線で始動することにより初動時の大きな負荷に対して過電流が必要とされる状態を防ぎます。直入れ始動法という電動機始動法では定格の5~8倍の電流が必要とされます。容量が大きくなれば始動時に許容電流を大きく超えることになります。